日本にはどんな不動産があるのか
日本の不動産の種類や数量について、簡単に紹介していきます。
地形別の分類
国土面積の約61%が山地で、低地が14%、丘隆地約12%、台地が約11%,
内水域などが約2%と続きます。山地の多いことが日本の国土の特徴です。
土地の所有主体別分類
国土面積の約85%を占める宅地、農用地、森林、原野は、その約37%が、
国 公有地、約63%が私有地となっています。私有地の内訳は、個人所有者が
約 86%、法人所有地が約14%で、法人所有地がゆるやかに増えているほか、
土地 所有数も徐々に増えています。
土地の利用形態別の分類
国土面積の約80%が森林か農用地で、宅地は約5%です。宅地の多くは低地
と 台地に集中しています。このほか、道路、河川、原野などがあります。 森林と
農用地の面積は少しづつ減る傾向にあり、宅地と道路の面積は少しづつ 増える
傾向にあります。
建物の構造別分類
固定資産税の課税対象となる建物の床面積約75億uのうち、木造建物が約39
億u 、非木造建物が約35億uです。
建物の所有主体別分類
課税対象床面積のうち、個人所有は約53億u、法人所有は約21億uです。
木造 建物の約96%は、個人所有であるのに対して、非木造建物での個人所有
の比率は、 約45%にとどまっています。
建物の用途別分類
課税対象床面積のうち、木造建物の用途をみると、専用住宅が約26億ともっと
も多く、併用住宅が約2億u、農地住宅が約2億、共同住宅・寄宿舎が約1億と
住宅 系用途が続きます。